[ 小山家住宅/蔵造り資料館 市指定有形文化財 ]
まだ、人影の見えぬ早朝の一番街(いちばんがい)通りを訪れました。
白み始めたばかりの東の空を背に、旧小山家(こやまけ)住宅が薄明かりのなかに浮かぶ、明けゆく一瞬の佇まいの変化に、間に合うことができました。
外壁の一部に、黒漆喰(くろしっくい)の塗りの痛みがわずかに認められるものの、その丁寧な意匠にまとめられた外観からは、当時の建造者が意図する、重厚な趣の様子が見てとれます。
現在では、左手 店蔵(たなぐら)に蔵造り資料館(くらづくりしりょうかん)、右手 添屋(そえや)には川越市観光協会が間を借り、資料館を訪れる多くの人々は、川越の蔵の歴史や、商いの変遷に胸ときめかせます。
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